アプリ開発備忘録

PlayStationMobile、Android、UWPの開発備忘録

デバッグ用に低速Wi-Fiを作った

低速回線によるアプリとサーバー側の不整合による不具合が見られたので、低速Wi-Fiを作ろうとなりました。前から作ろうとは思っていたのですが、なかなか面倒臭そうで作っていませんでした。

最初に思い当たったのはこの記事なのですが、ここまでして作る手間は掛けたくないのと、メンテナンス0にしたいというのでこれをやろうとは思いませんでした。
http://dsas.blog.klab.org/archives/raspi-netem1.html

帯域が絞れるだけで良いので、スイッチ側でそういう機能があるものが無いか探してみた所、いくつか見つかりました。

QoS対応スイッチ

NETGEAR

まずは NETGEAR GS305E ですが、マニュアルを見る限り、最低が512kbpsでプルダウンメニューなので微妙そうでした。


次に目を付けたのは TP-Link TL-SG105E ですが、こちらは0から設定でき、入力ボックスなので良さそうなので、こちらを購入しました。


設定する

接続したらルーターDHCPからIPを確認してWebの設定画面から設定を行いました。

思っていなかった良かった点としては、デバイス名を設定できる事でした。

名前を付けて、ルーターからも見える。

[QoS] -> [Bandwidth Control]から設定を行いました。ポートごとに速度を変えました。

後は適当なWi-Fiルーターを接続します。家に余っていたモバイルのやつを接続しました。両面テープで接着しました。簡単に接続できるようにNFCタグも付けました。

古い機種なので、現行モデルだとこれです。


動作確認

だいたい設定した速度になっています。

128kbps 256kbps 512kbps 1024kbps

128kbpsだと、上記のスクリーンショット(290.5 KB)を1枚アップロードするのに1分くらいかかっていい感じでした。