使用機器: RTX830
ネットワーク接続はv6プラス固定IPで設定済み。WebUIで簡単に接続できた。
lan type lan1telnetで接続済み。
基本操作
設定時にパスワードをたくさん打つので、そこまで長いパスを設定しないほうが良いなと思っています。設定が終わったら強固なものに変えましょう。
文字コードを変更する
console character ja.utf8
設定は不揮発メモリに保存できる。
デフォルトは0。キリのいいところまでやったら0以外に保存しておくと良い。簡単にネットに繋がらなくなる。0~4まである。
save 1 "ネット接続まで"
リビジョン管理もあるので、ちょっと作業して壊してもsaveをこまめにしておけば問題ない。
# show config list No. Date Time Size Sects Comment ----- ---------- -------- ------- ------- ------------------------------------ * 0 2022/10/18 04:46:05 2074 362/362 0.1 2022/10/18 04:40:08 2074 366/366 0.2 2022/10/18 04:28:47 2074 367/367 1 2022/10/18 04:44:31 2111 363/363 YAMAHA内からpingが打てる ----- ---------- -------- ------- ------- ------------------------------------
DHCP
DHCPの割当状況を確認する。
summary
を付けると IP, Macアドレス, 端末名
が表示される。
show status dhcp show status dhcp summary
bind/unbind
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/rt-common/dhcp/dhcp_scope_bind.html
DHCPを予約する
dhcp scope bind [scope_num] [IP] ethernet [MACアドレス]
DHCPの予約を解放する
no dhcp scope bind [scope_num] [IP]
DHCP リース情報の手動削除
dhcp manual release [ip_address]
静的DNS
Aレコードと逆引きのPTRレコードを登録する。
ip host domain.local 192.168.0.2
確認する方法
show config | grep "ip host"
ssh
WEB UIから設定ができる。
名前ありユーザーを作成し、後は以下のコマンドでインタラクティブにキーを登録する。
import sshd authorized-keys [user名]
分離機能
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/lan-divide/index.html
ポートベースVLAN
ポートベースVLANの設定方法。
複数のVLANでv6プラス接続するのが難しそうなのでおすすめしない。
https://blog.ttk1.net/2020/12/30/RTX830%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92%E3%80%90v6%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9_%2B_VLAN%E7%B7%A8%E3%80%91
lan type lan1 port-based-option=divide-network
ネットワークが分離される。
ポートのvlanのマッピングを変更する
ポート1とポート2を同じネットワークにする。
vlan port mapping lan1.1 vlan1 vlan port mapping lan1.2 vlan1
マッピングの設定を見る
show config | grep ^vlan
ポート分離機能
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/port-split/index.html
それぞれアクセスできなくすれさえできればいいので、こちらを使用した。
1と234でグループにした。
lan type lan1 port-based-option=+,34+,24+,23+
尚、間違えて以下のようにしたら、Port1でうまく接続できなくなった。
lan type lan1 port-based-option=1+,34+,24+,23+
ポート解放
Web GUIの NATディスクリプターの一覧
から設定した所、以下のconfigが追加された。
ip filter 400100 pass * 192.168.0.10 tcp * 80 nat descriptor masquerade static 20000 1 192.168.0.10 tcp 80=80
以下のコマンドで設定が確認できる。
show nat descriptor address
YAMAHAルーター側からHGWを見れるようにする
YAMAHAルーターからHGWを見れるようにする
YAMAHAルーターのデフォルトのLAN側IPアドレスは 192.168.1.1/24
でした。
192.168.1.2 ~ 192.168.1.244
内でYAMAHAルーターのWAN側のIPアドレスを設定します。
192.168.1.2
を設定しました。
DHCPで配布される値と被らないように 192.168.1.3
から配布に変更しておきましょう。
これでYAMAHAのルーターで 192.168.1.1
にpingを打つと応答が返ってくるようになります。
YAMAHAルーター内のネットワークでHGWを見れるようにする
https://web116.jp/shop/hikari_r/guide/500ki/4-w/8w_m58.html
次にHGW側で、接続したい対象の機器のIPを指定して、HGWを経由してYAMAHAのWAN側IP(192.168.1.2
)に向くようにします。
自分は以下の範囲を設定しました。
192.168.0.0/24 ->192.168.1.2 192.168.0.0/24 ->192.168.1.2
VPN
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/ipsec/ike2.html
IKEv2はWebコンソールから設定できない。
暗号アルゴリズムはどれを使えばいいかの回答。 3DES-CBC
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/IPsec/normal-encryption-algorithm.html
pre-shared keyに記号は使わないほうが良さそう。長さは64文字とした。65文字以上だと使えない環境があるとか。
https://www.harumaki.net/2012/12/28/rtx1200-pre-shared-key-knowlegde/?_fsi=iCaJaoXX
PPP認証方式は CHAPもしくはPAP
とした。
外からアクセスできない
TODO https://network.yamaha.com/setting/router_firewall/vpn/vpn_client/pptp_l2tp/
ポート分離機能
分離はさせるが、同じネットワークに所属する。
不正アクセス検知
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/ids/index.html
デフォルトで無効になっている。とりあえず全て有効化した。
YAMAHAルーター直下のWiFiルーター
Lanで以下の設定をしていた。
プライマリ 192.168.100.1/24
セカンダリ 192.168.0.1/24
NECのAtermをDHCPで 192.168.0.50
で設定するとWEB UIに接続できなかった。
TP-LinkのものはDHCPで 192.168.0.50
等で設定してもWEB UIに接続できた。
Atermは 192.168.100.0/24
内ならWebUIの表示ができた。
TP-Linkのルーターの方が扱いやすかった。NECのルーターは show status dhcp
で機器名が表示されないという使いにくさもあります。
おわりに
ネットワーク設定やってみたいのと、細かく設定したいというので今回、YAMAHAのルーターを買ってみました。設定は難しかったですが、多少はネットワーク周りの事がわかりました。